下水道と浄化槽 その3 超高性能!「石井式」浄化槽
HTML-код
- Опубликовано: 28 мар 2025
- 柳川をはじめ、筑紫平野の、
のっぴきならぬ水事情を背景に開発された
超高性能な浄化槽、「石井式」浄化槽。
なぜそこまで高性能なのか?
そしてなぜ広まらなかったのか?
<参考文献>
・下水道革命: 河川荒廃からの脱出
石井 勲 (著), 山田 國廣 (著)
www.amazon.co.jp/dp/4794800215
<音声ソフト>
・ゆっくりMovieMaker4
・VoiceVox もちこさん(明日葉よもぎ)
<BGM>
・shuffle shuffle written by KK
dova-s.jp/bgm/...
<使用画像>
・時短だ jitanda.com/
・いらすとや ・pixabay pixabay.com/ja/
・Chat GPTで生成した画像
判りやすい解説で勉強になります。
埼玉の事例を見ると、今後は浄化槽への
更新も選択肢の様に思えました。
栃木で下水道を止めて浄化槽に戻った自治体があったけど、案外合理的だったのね
下水道本管まで距離のある敷地は、下水道がある地域でも合併浄化槽の設置を認めて欲しい
石井式浄化槽の容量が大きいということ自体が致命的とは言えないが大きな弱点ではないか。
人口密度が高い都市部では浄化能力の高さより、多くの排水を処理することが求められる。
田舎でも浄化槽の為に多くの土地を占有するし、大きさは設備コストや工事コストに反映される。
動画見ていただき、ありがとうございます。
たしかにその通りです。
石井式浄化槽のデカさは致命的です。
よっぽど広い家でなければ設置することは難しいでしょう。
ただ、石井式はあくまでもプロトタイプであり、さらなる小型化は可能だったと思います。
現在普及している浄化槽は構造からみれば石井式が小型化したものだとも言えます。
しかしそもそも一家に1基、浄化槽を設置することは本当に必要なのか?
これはややこしくなるので、動画ではカットした部分なのですが、下水道利権同様、当然、「浄化槽利権」というものも存在します。
その規模は下水道利権とは比べるとかなり小さいですが、小さいがゆえに強固です。
政治的にはここにも配慮しなければなりません。
だから浄化槽の数は多ければ多いほうがいいのです。
各家庭に1基ずつ浄化槽が設置されたのはそのためです。
住宅環境にもよりますが、5人槽を200基設置するよりも、まとめて1,000人槽を1基設置して、配管でつないだほうが設置コストやランニングコストが下がる場合もあるでしょう。
しかしコストと手間がかかるほうが選択されていたのです。
下水道も浄化槽も予算と雇用の最大化を目指して整備された結果、ついに維持が困難な状況に陥っています。
このへんは下記の動画で解説しています。
「下水道と浄化槽 その1」
ruclips.net/video/uZ057Putwug/видео.html
予算と雇用の最大化ではなく、設備の最適化を目指すためにはどうすればいいのか、残り続けるインフラとはどういったものなのか、というのが次回のテーマです。
それでは、次回もお楽しみに!